
スチームンは、真鶴町の指定管理施設「真鶴 魚座(まなづる さかなざ)」を再整備し、レストラン・体験・マルシェ機能を備えた複合拠点として、5月29日(金)にオープンする。
新たなコンセプトは「海と暮らす」
真鶴町が所有する「真鶴 魚座」は、1995年、真鶴港に「魚をメディアにヒトが集まりコトが生まれる」をコンセプトに、1階に魚市場、2階に食堂とミニ水族館や魚市場の見学バルコニーを備えた施設として誕生した。
今年4月よりスチームンが指定管理者として指名を受け、「海と暮らす」をコンセプトに、港の魅力を五感で体験できる場として改装・リニューアルオープンする。
滞在機会の創出が課題に

風光明媚な真鶴港と真鶴半島
真鶴町は、豊かな海と漁業文化、コンパクトながら唯一無二の魅力的な町並みを有する港町。一方で、首都圏からのアクセスの良さゆえに、熱海や箱根など周辺観光地へ向かう通過地点となるケースも多く、町全体として滞在機会の創出が課題となっているという。
また、真鶴港周辺においても、ランチタイムを除く時間帯、とりわけ平日や夜間の賑わいは限定的であり、地域資源が十分に活かしきれていない状況があるそう。「真鶴 魚座」も、近年はランチタイムに限定した営業を行なっていた。
そこで「真鶴 魚座」では、飲食・体験・交流の機能を組み合わせ、カフェタイム、ディナータイムの運営にも取り組むことで滞在時間を創出し、港エリアに新たな人の流れと賑わいを生み出していく。
リニューアル後の注目ポイント

改装前の魚座
リニューアル後の「真鶴 魚座」は、港町のカジュアルシーフードダイナー・地元生産者と連携したマルシェ・干物づくりや漁師体験などのワークショップの機能を備えた複合施設として運営される。
レストランは内装を一新し、青を基調とした壁や天井により、海を感じられる開放的な空間に。また、小さな子ども連れでも安心して過ごせるキッズスペースも備え、幅広い世代が利用しやすい環境となる。
さらに、真鶴港で水揚げされた魚介や未利用魚、地元の柑橘や野菜を活用し、地域の食と文化を発信していくという。
町全体の活性化を目指す

「真鶴 魚座」からの眺め
今回のリニューアルは、「真鶴 魚座」単体の集客ではなく、港エリア全体の活性化を目的としている。スチームンでは、2023年10月に「クスクスグランピング真鶴」を開業し、地域の人々の協力のもと運営してきた。これまで、観光連携や地元食材の仕入れ、雇用の創出など、多方面で地域との関係性を築いている。
こうした取り組みを通じて、真鶴町の魅力をより多くの人に届け、町全体の活性化につなげていきたいという思いを強くしてきた。
「真鶴 魚座」では、真鶴町、真鶴町漁業協同組合、真鶴町観光協会、周辺飲食店、干物店、釣り船事業者などと連携しながら、回遊と滞在を生み出す仕組みを構築し、港エリアに新たな賑わいを創出していくという。
地域連携型拠点としてリニューアルオープンする「真鶴 魚座」を訪れてみては。
■真鶴 魚座
所在地:神奈川県足柄下郡真鶴町1947-2
HP:https://sakanaza.jp
(yukari)